四十肩

関節痛は他の関節に比べ動かせる範囲が広く、その固定を筋肉、腱(筋肉の端)や靭帯で補っています。
しかし、日常生活において、そこまで広い範囲で肩を動かすことはあまりありません。
使われていない肩の筋肉は、だんだんと硬くなってきてしまいます。
そうすると、筋肉に負担がかかり、炎症や癒着が発生するなどして、肩の運動を阻害します。

症状
○肩が上がらない
○寝ているときに痛む
○高いところの物が取れない
○肩が腰の後ろに回らない

治療
硬くなっている筋肉をほぐし、負担を取り除き、筋肉・筋膜の状態を整えます。
それから、正しい姿勢を保てるように身体の「歪み」を治します。
また、筋肉の深い部分に鍼灸を用いて炎症と緊張を取り除いていきます。
最後に運動療法により肩関節の可動範囲を広げていきます。